読書生活
春休みで時間が余った
三月に入り、ついに待ちに待った春休みがスタート!!!!
勉学から解放されて、なんでも自由に過ごせる日々がついにやってきました!
例年ならば、長期休みに一回は遠出して旅行をしたいところではあるが、昨今のコロナ下であるから、そんなこと不用意にできはしない。
それに伴って楽しみや、日々のやる気も減退してきてしまった。何をするにもやる気や目標が消え去り、ただただ時間が浪費されていく。
どうしよおおおおおおおおおおお!!!!!!
どこにもぶつけられない焦燥感が、日を追うごとに高まってきた。何かしようとは思いつつもついついスマートフォンに手が伸び、気づけばインスタ、ツイッター、ライン、ゲーム・・・。自分で言ってて恥ずかしくなるほどクズみたいな生活であった。
これはダメだ。クズだ。最悪だ。
そこから何か始めねばと思い、まず始めたのは映画鑑賞。
映画鑑賞
「若いうちはインプットだ」なんて意識高い系の人物が言っていたのを思い出し、ぱっと見で面白そうな映画を見漁り始めた。
これまでも動画配信サービスを使って様々なジャンルの映画を見てきたが、勉学に追われて映画の優先順位が後退して言った。
好きなものだったので、すごく楽しく鑑賞できた。・・・のもつかの間。
なかなか2時間以上の空き時間の捻出が難しい。
バイトや遊びの予定があるからというのもあるが、それと同じくらいに家事に追われる。
集中して座ってられないなあ・・・。僕だけもしれないけれど。
次、読書。
今まで全くやってこなかった読書に手をつけてみた。
活字を読み続けるなんて考えられない。そう思っていた。
何を読んでいいのかわからず、とりあえずタイトルは知っている名著から手を出した。
初めはなかなか苦しい。
集中できない。内容は面白いものの「あと〇〇ページもあるのか・・・。」と思うと絶望する。
でもこれは自己を高めるための修行だと思い直し読書再開。
1冊目「君たちはどう生きるか」読破。およそ一週間の戦いであった。(二月終わり頃から読み始めていた)
2冊目「人を動かす」読破。内容が面白く三日で読破。
3冊目「20代にしておきたい17のこと」読破。200ページほどしかなかったので1時間半ほどで読破。17つがそれぞれ短くまとめられているので、隙間時間での読書が楽だった。
4冊目「話し方で得する人、損する人(?)」読破。これも20代にしておきたい〜同様に短い本だったので、1時間と少しで読破。名著かわからなかったが図書館にあったので読んでみた。自分の話し方の良くない点があまり根拠なく指摘されており、少しだけ不快だった。こういう考え方もあるんだと勉強になった。
5冊目「必ず食える1%の人になる方法」読破。これまでと方向の違う自己啓発系の本だった。パチンコは生涯しないと心に誓った。
今のところ以上である。オーディオブックで「思考力」という本を読んだ。英文学を学ぶ自分は考えて行動してきました感、人とは違うことをしてえらいだろうという筆者の意図を想像してしまい、素直に受け止められなかった。が、内容は勉強になることが多く、一読の価値ありだろう。今は「嫌われる勇気」を聞かせてもらっている。本自体が対話形式なので、聞いていて一種のドラマのようなワクワク感があり、飽きない。今までにない発想の嵐で、魅力的だ。これについてはここでは書ききれないほど感銘を受けたので、また他の記事にすることにする。
最後に
活字嫌いの自分がここまで読者ができるだなんて想像もしていなかった。
いまでは隙間時間を見つけると本を手にするようになっていた。面白い。本当に面白い。
これまでを悔やむくらいにはどハマりしている。
もしおすすめの本があれば教えていただきたいし、読書に踏み込めない方々には、騙されたと思って一度本を手に取り、歯を食いしばりながら3冊ほど読みきってほしい。
3冊も読めばきっと、次々と本が読めるようになるだろう。
これからも読書生活を楽しんでいきたい。
読んでくださりありがとうございました。
二人の推し
バイトまでの道
僕のうちからバイト先まで徒歩で40分ほどである。
去年はバンバン地下鉄を使って10分もかからず到着していたが、コロナの時代となり家にいる時間が多くなったことから、運動のために散歩がてら徒歩で行くことにした。最初は、少し面倒くさくて電車を使うこともよくあった。しかし、そんな考えを変えてくれた二人との出会い(?)があった。それは、バイト先までにある2つのお店の店員さんを推し始めたからだ。
料理教室の彼
家から20分ほど歩くと、ガラス張りで外から良く見える料理教室がある。お客さんは30〜40代の主婦層とみられる方々が多く、熱心に先生方とともに料理道具とにらみ合っていた。
働いている方々も女性の方が多く、身なりに気を配った綺麗な方々ばかりだ。
その女性世界の中に珍しく男性がいた。
少しブラウンに染めた髪の毛に170センチ後半はありそうなすらりと伸びた胴に、細くてしなやかな長い腕がついている。目鼻立ちもはっきりしており、マスク越しからもイケメン感が伝わってきた。
男性でも料理を習うのは今時珍しいことではない。だから偏見などはまったくなく、珍しいものを見た感覚だけが残った。
次の日、あの男性がまたいる。よーく見ると、スタッフと同じエプロンを身につけていた。
エプロンを忘れて貸してもらったのだろうか。いや違う。主婦の方々に優しく微笑みかけて調理の仕方を教えている風なのである。すなわち、スタッフなのだ。
こんなイケメンに優しく教えてもらったら、簡単に惚れてしまうような気がする。きっとこの世界では極めて人気者であるような気がする。
僕も一目でその優しい瞳に釘付けになった。下心のない純真な表情がとても好きだ。
その日からこの男性を推さねばという焦燥感にかられ、毎回の出勤が楽しみになった。
和風雑貨屋の彼
料理教室から数分歩いたところに和を感じる雑貨屋さんがある。服や小さなポーチなどが、綺麗に並べられている。どれも素敵なものばかりで、目を奪われる。
しかしそんな雑貨よりもひときわ輝く店員さんがいた。
柔らかく艶のある黒髪に、センスのある丸メガネ、ハリのある白シャツを身につけている。男性とは思えない物腰の低い接客も魅力的である。
この前テレビ局であろうか、大きなカメラを抱えた男性とマイクを持った男性に、そのお店の男性店員がインタビューを受けていた。地上波デビューしてしまった。ファンが増えてしまうではないか。
この店員さんは毎回いるわけではない。だからこそ、見かけた時の喜びがこの上ない。
このお店に自分は似合わないからと、まだ直接話したことはないが、推しというのは直接触れ合わない方がいいのではないかと考えている。
これから
みなさんにも「推し」がいるだろう。それが現実世界に存在しようとなかろうと、日々を彩ってくれる彼らは、本当に幸せの権化である。
推しのいる生活、とても華やかな気持ちになれる体験を是非みなさんにも味わっていただきたい。
それでは、長文失礼しました。
また。
君たちはどう生きるか
名作に出会う
言わずともしれた大名作「君たちはどう生きるか」。
最近自由に使える時間ができたので、自分の心を磨かねばと考え、その一つとして、今まであまり触れてこなかった読書に手をつけて見た。
…とはいうものの、何から当てをつければいいんだああああ!!
全く見当もつかなかったので、サイトやYouTubeを駆使して調べて見た結果、やはり不朽の名作に手をつけるのが先決だという結論に行き着いた。だからこそ、今更ながら「君たちはどう生きるか」を読み始めたのだった。
そして読み切った。いやあ、本当にいい作品だなあ。心にしみる最高の作品と言えるくらい、大好きな詩的な表現も多く、共感と発見の多い時間であった。時代背景も違うに関わらず、人間の根幹は時代を経ても変化が少ないのかもしれない。
少しばかり、僕の感想にお付き合いください。
あらすじ
中学生のコペルくんと呼ばれる男の子の体験や、コペルくんの叔父さんとの会話で大切な心持ちを学んでいくお話。コペルくんは、勉強が得意ではあるが、身長はそれほど大きくなく綺麗な心を持った少年である。また、コペルくんには3人のお友達がいて、頑固で堂々とした面持ちの北見くん、大豪邸に住む色白で細身の水谷くん、豆腐屋の息子で運動も勉強もイマイチであるが優しい浦河くん。これらの登場人物が織りなす、様々な事件や会話を通して、時には喜び、時には苦しみながら大切なことを学んでいく感慨深い物語だ。
立派な人
立派な人と聞いて、あなたは誰を思い浮かべるだろうか。大企業の社長さん、メジャーリーガー、哲学者、はたまた、身近なお友達や家族。様々な人を思い浮かべるだろう。
では、なぜその人物は立派なのだろうか。成功しているから、金持ちだから、人並み外れた努力をしているから、誰にでも寛容で優しいから…。
僕も、立派な人になりたい!!じゃあ、金持ちになったり、尋常でない努力をしたり、果てしなく優しくなったりする必要があるのか。
なーんて考えていたのは、この作品を読む前。
本文では、叔父さんがコペルくんに対してこういった。
「君自身が心から感じたことや、しみじみと心を動かされたことを、くれぐれも大切にしなければならない。」
まさにこれである。いくら頭の中で「こうすべき」と思っていても、僕のような意志の弱い人間は怠慢になってしまい続かない。そしてそういう行動をする本物の価値を理解できない。
一方で、自分が体験したことを深く考えて心の奥から学んでいくことで、立派な人へと成長していくのだろう。心を磨くには、頭ではなく心で学ばなければならないのだ。
まとめ
これからは、自分と体験をじっくり見つめなおし、心でどう感じたか、なぜそう感じたか、どうすべきだったかを考えていこうと決意した。感動したならどこに感動したのか、怒ってしまったのならどうして気に入らなかったのか、嬉しかったならどうされたのか幸福へと繋がったのか、それらをいちいち考えねばならない。そう強く思いました。
まだまだ書き足りないことも多いので、また感想を書き連ねるかもしれません。笑
長文を読んでいただき、ありがとうございました。
最後に、皆さんにお尋ねしたいと思います。
君たちは、どう生きるか。
バンドマンのための曲いいよねって話。
バンドマンが自分の恋人に書いた曲
世の中には無限に楽曲があるがその中でも僕がお気に入りのジャンルが、「バンドマンのために書かれた歌」シリーズである。僕が知っている限られた曲の中でも何度かバンドマンのための曲に出会って来た。これらは、個人的に刺さる歌詞が多く、名曲と言えるものばかりだ。だからこそ、その中の一部を共有できればと思う。
「バンドマンと彼女/3marekts」
王道のかっこつけてないバンドマン曲。情景の一つ一つが細かく、想像力がかけた僕でもシチュエーションに感動してしまうほどである。彼女の曲を書こうとするもののうまく書き留められず苦悩し、その末切ない結末を迎えてしまう男女。普段の曲とは違い、作詞バンドマンの経験と結びつきやすいのか、魂の乗った歌詞を感じた。
その魅力的な歌詞の中でも「業務みたいになっていくやりとりに耐えられなかった」というフレーズがある。特段バンドマン特有の体験ではないものの、心が離れ離れになってしまった男女が陥りがちな状況ではないだろうか。僕にも大いに心当たりがあり、初めてこの曲に出会った時は、まさにこの状況と同じであった。だからこそ、今曲が大好きなのかもしれない。
3marketsの声もこの曲にぴったりであり、魂にしみるので、ぜひ聴いてみてほしい。
「ずるい人/TETORA」
「君にいた歌を本人が歌うなよ」から始まる切ない歌詞がとてもいいこの曲はまさに名曲である。TETORAは味のある歌声のヴォーカル、上野はゆねさんから発せられる一言一言が切なくも感慨深くさせくる。
歌い出しのフレーズはまさに天才で「悲し曲なんだよ」の部分では、開始数秒にして涙が出そうになる。一般的な曲に比して短いのでリピ聞しやすいです。
また、何度聞いてもその度に心震えるのでぜひ。
最後に
今回は、バンドマンのための曲のうちでも失恋ソングに注目した2曲を取り上げてました。
YouTubeの動画を見ながら記事を書いたので、途中から飽きてしまい、稚拙な文章に拍車がかかってましたね。反省しています。
ただ、今回紹介した曲はどちらも名曲で、エモさ抜群なので帰り道のお供にぜひ。
読んでいただきありがとうございました。
【SUPER BEAVER】人としての魅力
最強の名曲
きた。来てしまった。ここ最近で最強の名曲と出会った。
それがSUPER BEAVERさんの「人として」である。一日に何回もこの曲をリピ聞きしてしまう。そしてそのたびに心震わされ、涙が出そうになる。
この曲の魅力は何なのか、そして何を感じ取れるのか、圧倒的偏見で語っていこうと思う。
フレーズのストレートさ
まず第一の魅力として、その歌詞のまっすぐさが挙げられるだろう。
人を騙すことや、騙されるかもしれないと疑うことがいかに愚かか、自分を棚に上げること、誰かのせいにすることがいかにみっともないか、もちろんわかっていることだけれど、改めてまっすぐな歌声やフレーズで伝えられると、それらのダサさを痛感する。
わかっていることと、それができることはやはり大きく違って、わかっていても自分が可愛いから、傷つきたくないから、疑ったり騙したりしてしまう自分を、諭してくれる気がしてやまない。
だからこそ、心に響き感動すら覚える。忘れてはいけないことだと再認識させてくれるこの曲は名曲といえよう。
しかし、僕が一番刺さったパンチラインは、実はまた別にある。
「身に覚えのある失敗を、どうして指させる」
サビの一部分で出てくるこのフレーズ、これが大好きである。
歳を重ねるにつれて、自分のできることが増えていき、周りにも気を遣って行動することができて来たと、我ながら思っている。そうすると、相対的に、まだ経験が浅い人々に対して違和感を覚える瞬間が、少なからずやってくる。
少し頭に血が上りやすい僕は、そういうことがある度にイライラし、時には強い言葉で罵倒してしまいそうになる。
そこでこの言葉だ。「身に覚えのある失敗」、すなわち今まで自分がして来たであろう失敗と同じものを後輩方がしてしまったとして、それを強くせめるのは自分を棚に上げたかっこ悪い生き方だと言える。
頭の中で自分も同じような失敗をした過去を思い出すと、自然とその行為を許せるようになって来た。自分の怒りっぽい性格が少しだけ改善したような気がした。
このパンチラインは日々の生活で常に頭に入れておこうと強く思った。
かっこよく生きる
この歌を聞くたびに、自分がどれほどダサいかを痛感させられる。
一方で、かっこいい人間になりたいと強く願う。
人間の根本たる精神をこの歌で再確認し、僕と一緒に日々の活力にしませんか。
一度聞いてみてください。本当にオススメです。
ちなみにSUPER BEAVERさんの他の曲もとってもオススメです。
僕は、「らしさ」「ありがとう」あたりが王道で好きです。
興味を持ってくださった方は、ぜひこちらも。
稚拙な文章でしたが、少しでも気持ちが伝われば幸いです。
それではまた。
女性ボーカルバンドの話2
続きを書き連ねる。
YOASOBI
これは少し難しい。オシャレでありながら、ポップで明るい部分もあるイメージ。コミュニケーション能力が高い。あどけなさも感じる。
さながら、美容学生と言ったところだろうか。
髪は派手ではないが、透明感のあるグレージュにショートカット。クラスでは中心的存在ではないものの、一定の男子層から人気を博している。
ベレー帽よりもキャップの方が似合う。
「さよなら」というメッセージだけで全てがわかるらしい。
ネクライトーキー
明るい天然キャラ。麦茶と醤油を本気で間違え、救急車で運ばれた「飲みきる前に気づけよ伝説」は周りの人間なら誰しも知っている。
むちゃくちゃ怖い先輩にタメ口で話しかけられる唯一の存在。
オリジナリティー溢れる絵を描くため、一度SNSでバズったことがある。
好きなことはとことん突き詰める質。
牛丼屋で向かい合ったやつに紅ショウガをぶつけてくるので注意。
ポルカドットスティングレイ
サブカル大好き女子。身長はギリギリ150センチに満たない。
邦楽も聴くが、どちらかというとビリーアイリッシュやジャスティンビーバーを聴く。
ヘッドホンを首にかけ、大きなギターケースを背負っている。
古着屋で買ったダボダボのパーカーを身につけがち。
ピアス穴は両耳合わせて5個。
恋愛に興味なさそうでありながら、髭面の8個年上のバンドマンの彼氏がいる。
この子の平熱は一般人にとっての微熱らしい。
まとめ
僕はネクライトーキーみたいな女の子と付き合いたいです。
偏見満載でくだらない話に付き合ってくださってありがとうございました。
みなさんにとってミュージシャンはどんなイメージですか。
女性ボーカルのバンドの話
イメージ化
邦ロックを愛してやまない僕は、今日も朝ごはんの時間、移動時間、寝る前なんかに音楽を聴きまくる日々を過ごしている。
特に、最近のマイブームは女性ボーカルの楽曲を聴くことで、まずは有名どころをコツコツと聞いていた。そんな時、楽曲が頭の中で映像化されてここのイメージが確立してきた。
そんなイメージを共有できたらと思う。
ヨルシカ
最近大人気のヨルシカの楽曲を聴いていた時、ある着想を得た。
ヨルシカって、穏やかで包容力のある年上のお姉さんみたいじゃないか。
疲れて仕事から帰ってくると、「お疲れ様。」って優しい笑顔で、暖色のマグカップに入った暖かいコーヒーを差し出してくれるような。
疲れて寝ちゃうと、優しくブランケットを被せてくれるような。
辛い時でも「大丈夫。」って引きつった笑顔で無理をしてそうな。
そんなイメージが頭から離れなかった。
これって他のミュージシャンでもできるのではと考えた僕は、それぞれのイメージをまとめてみた。
ずっと真夜中でいいのに。
黒髪ロング眼鏡の同級生。隠キャではないが目立つことはさほどしない。
どこか世の中を達観しているところがあり、自分だけの日記を毎日つけている。怒ると甲高い声で叫び倒す。
家を出る時間も通学路もお昼ご飯のレパートリーも休日の過ごし方も、自分なりの決まりがあり、それを忠実に守っている。
ふと眼鏡を外した時の破壊力がえげつないという噂が立っているが、その姿を見たものはまだいない。
緑黄色社会
キャリアウーマン。営業職でバリバリと仕事をこなしつつ、休日のエステやショッピングは欠かさない。春先は、ベージュの高級感のあるトレンチコートを見に纏い、何が入るかわからないほど小さなマークジェイコブスのカバンを持ち歩く。
朝早く出勤しているが、その際常にスタバのコーヒーを左手に持つ。
一見何でもできる完璧人間に見えるが、実は傷つきやすく家で一人になるとたまに泣いてしまう。