女性ボーカルのバンドの話
イメージ化
邦ロックを愛してやまない僕は、今日も朝ごはんの時間、移動時間、寝る前なんかに音楽を聴きまくる日々を過ごしている。
特に、最近のマイブームは女性ボーカルの楽曲を聴くことで、まずは有名どころをコツコツと聞いていた。そんな時、楽曲が頭の中で映像化されてここのイメージが確立してきた。
そんなイメージを共有できたらと思う。
ヨルシカ
最近大人気のヨルシカの楽曲を聴いていた時、ある着想を得た。
ヨルシカって、穏やかで包容力のある年上のお姉さんみたいじゃないか。
疲れて仕事から帰ってくると、「お疲れ様。」って優しい笑顔で、暖色のマグカップに入った暖かいコーヒーを差し出してくれるような。
疲れて寝ちゃうと、優しくブランケットを被せてくれるような。
辛い時でも「大丈夫。」って引きつった笑顔で無理をしてそうな。
そんなイメージが頭から離れなかった。
これって他のミュージシャンでもできるのではと考えた僕は、それぞれのイメージをまとめてみた。
ずっと真夜中でいいのに。
黒髪ロング眼鏡の同級生。隠キャではないが目立つことはさほどしない。
どこか世の中を達観しているところがあり、自分だけの日記を毎日つけている。怒ると甲高い声で叫び倒す。
家を出る時間も通学路もお昼ご飯のレパートリーも休日の過ごし方も、自分なりの決まりがあり、それを忠実に守っている。
ふと眼鏡を外した時の破壊力がえげつないという噂が立っているが、その姿を見たものはまだいない。
緑黄色社会
キャリアウーマン。営業職でバリバリと仕事をこなしつつ、休日のエステやショッピングは欠かさない。春先は、ベージュの高級感のあるトレンチコートを見に纏い、何が入るかわからないほど小さなマークジェイコブスのカバンを持ち歩く。
朝早く出勤しているが、その際常にスタバのコーヒーを左手に持つ。
一見何でもできる完璧人間に見えるが、実は傷つきやすく家で一人になるとたまに泣いてしまう。